理学療法士とは、医師や看護師と共にリハビリテーション医療を進める「動作の専門家」です。病気やケガなどにより運動や動作が不自由になった方に対し、「寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩く」といった日常生活を過ごすための基本となる身体機能の回復を目指します。理学療法士は国家資格であり、資格を持った人でなければ名乗ることはできません。主に病院、クリニック、介護保険関連施設等で働きますが、中には専門性を活かし、プロのスポーツチームに所属している理学療法士もいます。
理学療法学科は3年制を設定しており、プロとして通用する専門知識と技術、心構えを修得。
卒業時には理学療法士(国家資格)の受験資格を取得できます。
一般教養的な内容と解剖学・生理学・運動学などの専門基礎科目を学びながら、医療に携わる上で大切な社会人としての心構えを身につけます。
臨床医学、運動療法、物理療法、各疾患に対する理学療法など専門知識・技術を学びます。
臨床実習や国家試験に向けた学習で知識と技術の統合を図ります。
臨床実習は本学院がフルサポートします。
超高齢化社会を迎えた我が国では国民の1/3が65歳以上の高齢者人口になります。今後益々、理学療法士に求められる役割は大きくなり、医療分野だけでなく介護・予防分野での活躍も期待されています。
本校、理学療法学科では、人に対する優しさや思いやりを持ち、専門的技術・知識、社会性を身につけ臨床の現場で必要とされる人材の育成を目指します。「人の役に立ちたい。誇りを持って仕事をしたい」という皆さまを教職員一同心よりお待ちしています。